もし、2年前にこの曲がリリースされていたのなら、私はどうなっていたんだろう、と思う。
今の私と同じくらい喜んでいただろうか、はたまた今の私よりも喜べていただろうか。
「Good Luck!」を受けて、ふと“過去の自分”を思い返した。
2年前のちょうど今頃か、もうちょっと後か。
SixTONESに対して、必要以上の期待を抱えていた“過去の自分”。
SixTONESに、思いっきりアイドルな曲・一面をどこかで求めていた“過去の自分”。
このブログの中で回想されているのは、そんな“私”だ。
「NEW ERA」のカップリング「Life in color」に心躍らせ、「僕が僕じゃないみたいだ」でようやく来たと舞い上がり、「1ST」の頃に、必要以上の期待を向けていたことにようやく気づく。
この頃は、私のSixTONESファン人生の中でも、いちばん感情が不安定だった時期だったと思う。
その後、私はこの頃より確実に、まっすぐにSixTONESを応援できるようになった。
それを経た今、「Good Luck!」が世の中に発信された。
2年前にこんな曲がSixTONESにあったなら、私はどれだけ喜んだのだろうか、と思う。
確実に、当時の私はこんな曲を望んでいた。
だからこそ、私は“2年前の私”にそれを教えに行きたい。そして、
2年後に、あなたが聴きたがっているようなテイストの曲がリリースされるよ。その喜びは、そのときになってから気づくと思うから、今はそれを信じて待っててみて。
と言って、そそくさと帰ってくるのだ。…にしても、だいぶ上から目線だな、私。
でも、時を経て、私は何かしらが変わったんだと思う。
大筋は変わらずとも、2年前から曲の好みもある程度変わった気がしている。
というか、あの頃は「Life in color」とか「僕が僕じゃないみたいだ」にえらく傾倒していたというのに、「NEW ERA」のかっこよさにようやく気づいたり、さらに直近では「共鳴」最高すぎんか、「PARTY PEOPLE」大好き〜等々…。もちろん上記の2曲も好きなんだけど、今まで聴いてなかった系統の曲の視聴回数が増えた気がする。これは明らかに私の中で何かが変わった。一体何があったんだ筆者。
私はいつしか、あの頃より冷静になっていた。
でも、確かに喜んでいた。
私はきっと、彼らの本業である“音楽”を通して、彼らのとびきりの笑顔を見られる日を意識せずとも待っていたのかもしれない。
それが、私の期待していた景色なのか、今はもうそれは分からないけど、私は幸せだった。