mei_diary

嵐とSixTONESを中心としたドルオタの不定期投稿ブログです

後ろめたさと本音と、6つの音色。

先日、SixTONESが結成7周年を迎えました。

ファンになってからまだ日は浅いのかもしれない、でも私もなんだか感慨深く感じていました。

 

しかしながら、SixTONESを好きになったことから、今まで感じたことのない苦悩を経験したのも事実。

今回は、私には荷が重かった苦悩と、それを受けて少し変わった向き合い方の話です。苦しくなる可能性も大いにあるので、気が向いたら読んでください。

 

 

 

私が感じた苦悩、それは主に後ろめたさだった。

それを感じたのはこれまで2回。

1回目は2021年1月、SixTONESの1stアルバム「1ST」を手に取った直後だった。

買った帰りの車の中で早速聴いた。車だったからか、各曲のベースの響きが心なしか大きかった気がする。そのベース音が当時の私にあまり馴染みがなかったこともあり、SixTONESの曲を聴いていて初めて「苦しい」と思ってしまった。SixTONESの曲をも素直に受け入れられない私はきっとSixTONESのファンには向いてないんだろう、私なんかファンをやめてしまったほうがいい、と深く深く思い悩んだ。

しかしそのあとに聴いた「1ST」収録曲の1つ「この星のHIKARI」で、なんだか少し救われた気がした。しばらくは悩む日もあったが、4thシングル「僕が僕じゃないみたいだ」がリリースされた頃にはだいぶ落ち着いた。

 

 

2回目は2021年9月、1回目の苦悩のことを吐露したとき。

あまり直接的には言わないでおくが、比較的私と関わりがある人に、話の流れで上記のことを言った。

その人はもうすでに見抜いていたんだろう、こう言われた。

「それでいったらSixTONESの曲はあんまりタイプじゃないよね?」

正直、図星だった。私はそれを分かり切った上で、その事実から目をそらし続けていただけなのだ。

そして、これが再び私のSixTONESファン人生を大きく揺るがすことになってしまった。

 

 

一時期つけ続けていた日記の中で、その頃の私は、こう綴っていた。

 

また1度、距離をおく必要ってあるのかな…。てか、距離をおくくらいならファンでいる意味ってないのかな…。

「こんな奴がファンでごめんなさい」ってなるよね。6人に申し訳ない。

6人に関わるスタッフさんにも、ファンの人たちにも申し訳ない。

 

 

確かにSixTONESは好きだ。でも、SixTONESの何が好きかというのが全然はっきりしない。SixTONESの歌やパフォーマンスなのか、パフォーマンスをしているSixTONESなのか、テレビで見るSixTONESなのか、YouTubeで見るSixTONESなのか。

そして、とてつもなく曖昧な“ファン”の線引き。何をもって“ファン”とすべきかもあやふや。とはいえ、SixTONESの本業である“音楽”を私は素直に聴けない、正当に評価できない。こんなんでSixTONESのファンだなんてあまりに残念すぎる、都合が良すぎる、失礼すぎる。自分でも怖くなるほど自分自身を責めた。

 

 

自然と受け入れたのか、何かきっかけがあったのか…、どうやって立ち直ったかはほとんど覚えていない。

ただ、それを受けてスタンスが少し変わった気がする。

 

1つ目、まず期待のし過ぎは毒だ、そう思った。

決して一切期待しないと決めたわけじゃないし、何なら期待することは今もある。でも、結果が期待に沿わなくてガッカリするのはとても苦しい。私にとっては「1ST」がそうなってしまったから。じゃあ、期待もほどほどにしつつ、深く考えずに楽しめたらそれがいちばん良いんじゃないか、そう考えられるようになった。

2つ目、作られたものがどんなものでも彼らは本気だから、一度何も考えずに受け取ってもいいんじゃないかな、そう思い始めた。

どれだけの想いが込められているか、そのすべては分からないけど、彼らの「本気で作っている」という言葉を信じようと思った。

 

それからは気持ちがかなり楽になった。

SixTONESを応援していて「楽しい」とまた思えるようになった。

 

これほど苦しんだことも、向き合い方を考えたこともなかった。

でもそれは、私にとって特に大きな出来事の1つになったかもしれない。

 

 

SixTONESと出会えたこと、SixTONESを好きになれたこと。自分でも不思議だと思うけど、私は幸せです。

SixTONESの皆さん、遅くなりましたが、結成7周年おめでとうございます。

増えることも減ることも変わることもしない、この6人だからSixTONESは最強、そう信じています。

そして、この最強の6人で、どこまでも行ってほしいし、いつまでも一緒にいてほしい、そう願っています。